挙式前のマリッジブルー体験談。原因と乗り越え方

海外挙式の準備

今回はちょっと重い記事です。

マリッジブルー、他人事だと思っていましたが些細な出来事からある日突然やってきます。

人によって原因や症状は異なると思いますが私の経験したマリッジブルーを書いていきます。

夫への不満が詰まったダークな記事になるので不快な方はお引き取りください笑

旦那にこの記事がバレたら修羅場になりそう。。。

Contents

初めてのマリッジブルー

結婚式をやることになって何回か経験したマリッジブルー。

初めてのマリッジブルーは結婚式をしようと決めた直後でした。

原因は一つ。

彼がまったく協力的じゃない。それどころかかなりやる気がない。

二人で結婚式を挙げようと決めたのに、いざ準備を始めるとなっても、「よくわからない」の一言で進める気なし。

私だって結婚式の準備は初めてだから何から手をつけたらいいのか分からないのに、
彼がそんなんだから一人で調べて一人で進めるしかありませんでした。

ゼクシィを買って帰れば「ゼクハラだ」とか言われ、
ブライダルコンシェルジュに相談に行くときには「めんどくさいけど行くかー」

じゃあお前が考えろよ、と言いたくなるのを堪える日々。

それでもこの時は、結婚式を挙げるためにいろいろと自分なりに調べて頑張りました。
結局誰かがやらないと進まないし、その誰かは私しかいないので。

何から始めればいいのか分からない、一人で道を探すところからのスタートは寂しいものがありましたが、
結婚式を挙げたかったので彼のやる気なさには目を瞑り粛々と調べていました。

度々訪れるマリッジブルー

その後ワタベウェディングに来店してからはトントン拍子に準備が進んでいきほっとしました。

ちょこちょこと発生するお金の振込や、渡航する人のリスト等書類作成、
ワタベウェディングとのやりとり、当日のスケジュールを考える等こまごまと発生する仕事はすべて私がやっていました。
彼に頼めば「めんどくさい。だから結婚式は。。。」とか言い出すのでそっちのほうがめんどくさいというのが大きかったです。

私が一人で進めていれば大きな問題は起こらないのでまあいいか。。結婚式準備なんてそんなもんだし。
と思いつつ進めていました。

でも時々ふと思うんですよね。

「結婚式楽しみにしてるのは私だけなのかな。」

そしてその度にこう思うんです。

「準備はめんどくさがってるけどなんだかんだ楽しみにはしてるはず。幹事はやりたくないけど飲み会だけ楽しみたい的な」

彼に相談事をしても、
「俺にはそういうのわからん。」
「○○(私)の好きな方にしたらいいんちゃう?」
「こういうのがめんどくさい。悩む時間がもったいない」
とか言われるので相談事を持ちかけることそのものが嫌になっていました。

自分たちのことなので親にも相談できず、困ったときはネット検索で先輩花嫁の声を熱心に読み込む日々。

きっとこの記事をここまで読んでいる方も同じような気持ちになっているのではないでしょうか。
少しでもそんな方々のお役に立てれば嬉しい限りです。


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マリッジブルーのピークその1

全部で3回ほどピークがあったのですがこれは一回目のピークです。

事件は新郎の衣装決めのときに起こりました。

私が値段とデザインをみながらドレスとアクセサリーを真剣に選びそのあとにタキシードを決める流れだったのですが。

私がドレスの試着をしている間に彼は担当者さんからタキシードのカタログを渡されて、
「待っている間に見てみてください」と言われていたんですね。

で、いざドレスの試着を終えて「気になったタキシードありましたか?」と聞かれると

「んー実物見てみないと分からないかな」

そしていざ実物を見に行くと、どうやらカタログの中身をきちんと見ていなかったことが段々と分かってきます。
タキシードはドレスよりも種類が限られるとはいえ、色もいろいろありレンタル代だって幅があり決して安くはないのに。

最終的に選んだ(というより私に選んでもらった)タキシードの価格帯が高いほうなのか安いほうなのかそれすらも分かっておらず。

私がこんなに値段とデザインの兼ね合いを考えてドレス選びで悩んだのに。。。!

相談相手にならないばかりか自分の服も真面目に選べないなんて。

仕事が忙しいから雑用は私に任せるのはいいけど(私だって普通の会社員で残業もあるし忙しいのにというのは置いといて)、
ワタベウェディングまでただ連れていかれるだけの旦那って。。。

結婚式準備以上に、旦那の「考えるべきことを分かろうともしていなさ」に呆れてしまった瞬間でした。

マリッジブルーのピークその2

2回目のマリッジブルーは親の衣装決めでした。
これが3回目のマリッジブルーにも繋がっているので一番の悩みの種でした。

親の衣装どうするかという話になり、彼に相談すると

「服のことはマジで俺にはわからん。みんな好きなもの着たらいいんちゃう」

。。。だめだこりゃ。

もう相談に乗る気もないのがしっかり伝わってきます。

「でもこっちで指定しないとみんな困るよ」

と返すと、

「みんなで合わせなきゃいけないの?それもよくわからんしめんどくさいけど。うちの親は何でも言われた通りにするから好きに決めたらいいよ」

はい、また私任せ。

私は何度目か分からないネット検索を行いリゾ婚での親族の衣装を調べ、理想的な服装を考えて両家両親に伝えました。

そのとき最初に選んだのが、ジャケットあり、ネクタイなしだったのですが、

彼の実家からの声がこちら。

「会社に着ていくようなスーツしか持っていない。買わなきゃだめか」

悪気はなく価値観の違いなのは十分理解しているのですが、結婚式のためにジャケットを新調するということはあまり考えていない様子。
夫もないならしゃーないという感じ。こちらからすると

「せっかく悩んで決めたのに。指定したら何でも着るっていったの誰や」

着たくもない服を無理に着てもらう気もないので、一度はジャケットなしのカジュアルな感じになりました。
が、ワタベウェディングでの写真を見るとやっぱりジャケットありの方がいいな。。。という気持ちに。それを彼に伝えると

「じゃあ俺らで買ってプレゼントすればいいんじゃね」

珍しくナイスアイディアと思ったのですがいざ彼の実家に連絡すると、

「え、一回しか着ないのにわざわざ買うの?採寸とかもあって大変だけどいいの。。。?」

これも悪意はないとは思うのですが、私からすると

「人生で一度きりの息子の結婚式なのにその価値観なのか。。。」

と悲しくなりました。価値観の違いなので仕方ないですし、こればかりは私が折れるしかないと思い再びジャケットなしパターンに決まります。
本当はここで夫に義理の両親を説得してもらいたかったのですが、それを義理の両親の目の前では言えないし。。。という悔しさ。

彼は私がこんなに悩んでいることを知るよしもなく、服装なんてどうでもいいの一点張りです。
私が悩んでいることに気づくことはありせんでした。
というよりも、私が相談を持ちかけるたびに嫌そうな反応をするので私も相談することを諦めていました。

そして結局ノーネクタイノージャケットに決まり、私は本当にこれでいいのかな。。でもこれしかないしな。。と悶々としたまま時だけが過ぎていきました。

マリッジブルーのピークその3

最後のマリッジブルーは挙式1週間前に起こりました。

ほとんどの準備が整い、あとは心身の準備だけ。。。というときです。

母との電話で、私の父がこのタイミングで結婚式用にジャケットを購入したことがわかります。

ジャケットなしと決めていたのになぜこのタイミングでジャケットをわざわざ購入したのか。。。

これは父ももちろん悪気はなく、ただ私とバージンロードを歩くのにノージャケットは失礼だし、
でも相手の親とドレスコードを合わせないとそれも失礼だから「持っていくだけ」と言っていたようです。

もしかすると、私が本当はジャケットを着てほしかったのを汲み取って、直前にジャケット購入という強行手段をとったのかしら。。。

それはそれで迷惑だけどお父さんの気持ちは素直に嬉しく、口数の少ない父だけど嫁にいく娘を想っての行動だったのかなと考えると涙が止まりませんでした。

この状況をどうするべきか分からず彼に相談をもちかけました。

もちかけたとたんの彼の反応。

「は?お前の親頭おかしいんじゃね?」

もう、一生忘れないと思います。

怒りなのか呆れなのか失望なのか分かりませんでした。

彼はこの話が再燃することや前々から両家の間にはいるめんどくささでイライラがピークに達したらしく、

「結婚式はやらない」

と言い出し、結婚式の大切な資料をゴミ箱に捨てました。

ゴミ箱に捨てられた資料の束を見つめ、私はもうすべてのやる気がなくなりました。

結婚式なんてやりたくない。

自分一人で悩み、苦しみ、誰にも相談できず、彼に相談しては逆ギレされることに怯え(結婚式準備は本来楽しく進めたかったですし)、
どうにか形作ってきたものをほぼ何もしてない旦那が簡単にゴミ箱に捨てる。

もう全部なかったことにしたい。

すでに大金を払ってしまいキャンセルできないけどそれでも挙式はやりたくない。全然楽しみじゃない。

台所でサンマを捌いた包丁を見つめながら、消えたい。。。と思ったり

訳もなく通勤電車で涙が出てきたり

家に帰ったら無言で涙を流していたり

大波乱でした。

このときが直前にして最大のマリッジブルー。本気で結婚式が嫌でした。

親とも涙ながらに電話し、私の父は○○(私)に迷惑がかかるならジャケットはもっていかないから。変なこと言い出してごめんね。と。。。

ジャケット着る着ないの問題を通り越していた訳ですが、両親の心遣いには感謝しかありません。

結局ジャケット問題はそんなに問題じゃかったことを受けた彼の反応。

「この時間かえせよ。」

結婚式準備って、こういう一歩進んで一方的下がるみたいなのは付き物だと思うんです。
それを二人で乗り越えてこそ、みたいな。
彼はそういう意識ではなかったようで、やっぱり私一人で抱え込むべき問題だったんだな。。。と彼に相談したことを一人で反省してました。

最大のマリッジブルーから救ったのは彼だった

私が一人静かにぼーっとしながら涙を流しているので、彼が見かねてイラつきながら聞いてきました。

「何がまだ不満なの」

私はこう返しました。

「相談しても〇〇(夫)は怒るだけだしどう返ってくるかも目に見えるから言わない」

もう散々喧嘩してますからね。いつもの彼なら「あっそ。じゃあ言わんでいいわ」と返ってくるところですが今回は違いました。

「じゃあ口出さないから言いたいだけ言ってみ」

そう言われて初めて、ここまで書いてきたような溜まりにたまった鬱憤が吐き出されました。

それを聞いた彼の反応。

「俺にとってはどうでもいいことだから気にもしなかったけどそんなに大事なことなら言われないとわからんわ」

逆ギレかと言いたくなりましたし、言えない空気を作っていたのは自分だろと言いたくなりましたが、反論する元気はなく。

そのときの私は心から結婚式への意欲が失われていましたから。

彼は私の話を聞いてから今度は真剣に相談に乗ってくれ、最終的には親の服装のことも丸く収まりました(私側の両親はジャケット着るけど夫側の両親はノージャケットでOKと伝えました。結局夫側の父親も急いでジャケットを準備してくださったようですが)。
両家がお互いに悪い印象を持たないようにと夫が自ら悪者になるシナリオまで考えてくれ、協力的になったので私の気持ちも少し回復しました。

彼によってマリッジブルーになり、彼によって乗り越える。
結婚生活の第一歩はもしかするとそんなもんなのかもしれません。

マリッジブルーになった本当の原因とは

ここまで書いてきて、すべてのマリッジブルーが「夫が非協力的なこと」によることでした。

もちろん夫がはじめから協力的ならこんなことになっていないので、それも一因であることは間違いないのですが、マリッジブルーの原因は他にもあったのではないかと思います。

それは、コミュニケーション不足。

私は早い段階で夫に真面目に相談に乗ってもらうのを諦めていました。
夫も、自分の意見に反論されると「俺の意見なんて聞く気ないだろ。なら最初から聞くな」という態度で。

早い段階から夫に根気強く相談を持ちかけていればよかったのかもしれません。
まあ、早い段階で気持ちを爆発させていたら本当に結婚式打ち切りになっていたかもしれないのでなんとも言えませんが。。。

とりあえず、日頃の些細な喧嘩って夫婦にとって大切だと思います。
思っていることを溜め込まずに口に出すこと、そしてそれをきちんと受け止めて当人意識を持つこと。

その場では口論になって喧嘩になることもありますが、溜め込んで溜め込んで爆発させると本当に取り返しのつかないことになりかねません。
今後の夫婦生活のためにも、大切なことなのかなと思います。

マリッジブルーを乗り越えるために

私の場合、最後のマリッジブルーは旦那が少し変わってくれたお陰でどうにか乗り越えられましたが、それまでのマリッジブルーはこんな風に乗り越えました。

私がやらなきゃ誰がやる?

普段の家事も同じかなと思うのですが、大切なのは当人意識です。

「なんで自分ばっかりやってるの」「あなたも少しはやってよ」

結婚式準備に励む花嫁さんにはこんな気持ちになる方が多いのではないでしょうか。

たしかに、結婚式の主役は一人ではありませんし、なんで自分一人で進めてるの?となるのは自然なことだと思います。

でも、逆に一人で進めたほうが楽だったりしませんか?本当に二人掛かりでやらなければいけないことでしょうか?

お金の振込、書類作成、担当者とのやりとり等々やることがたくさんありますがすべて繋がっているものなので意外にも作業分担するよりも一人でやったほうが効率的だったりします。彼に任せて滞ったりすると逆にイライラしそうですし笑

そして一人でやるならもう自分しかいませんよね。
二人に一人必ずやらなければいけないのですからジャンケンで負けたと思って、或いは適材適所だと思ってやってしまったほうがすっきりしますよ。
これで彼に仕事を押し付けようものなら「俺だってこれやってるし」と言ってきてそれはそれで面倒です!笑

でも、逆に一緒に考えるべき局面は必ず彼に相談したほうが良いと思います。
今回の私の場合なら両家のドレスコードですね。

手を動かす作業を彼に押し付けるのではなく、悩ましいところの相談役として立てて上げるのが良いのかなと思います。

思い通りの挙式にできる

自分一人で決めていくことはちょっと寂しいですが、

好きにしていいんだ

と開き直っちゃいましょう。

私のように、好きにしていいと言われたのに好きにできずフラストレーションが溜まる場合もありますが、そんなときは彼に反論してしまえばいいと思います。

彼も、あなたが思い通りの結婚式ができることを望んでいるのではないでしょうか。それなら存分にやりたいようにやりましょう笑

男なんてそんなもん

夫が挙式準備に非協力的なカップルは案外多いものです。

ネットで検索すると「夫が全然動かない」「どっちでもいいばっかり」「頼んだ仕事をやってくれない」とたくさん出てきます。
世間はそんな新郎で溢れているようです。

つまり自分の旦那が特別やる気がないのではないのです。
男とはそんな生き物なんだと思ってやるしかありません。

それで諦めていいのか、という方もいるかもしれませんが、個人的にはちょっと強引に割りきることも大事かなと思います。

ただ、私のように溜め込みすぎて爆発させないよう要所要所で相談するところはしっかりと納得するまで話し合いを持ちましょうね。

最後に・・・

挙式直前に揉めに揉めた準備でしたが、最終的には無事素敵な結婚式を迎えることができました。
直前のマリッジブルーと、私のお仕事のほうでちょっとしたアクシデントが起こり渡航前日も深夜まで残業していたことが災いしてか、
エステまで行って綺麗にした背中広範囲に湿疹ができてしまうという惨事もありましたが、
式自体はお天気にも恵まれ素晴らしく、開放的な写真も撮れてとても良いものになりました。

両家両親も大満足のようで、本当に良かったです。

昨今のカップルはほとんどが共働きなので結婚式の準備期間はストレスフルな日々を送っていると思います。
その中で、「本当にこの人と結婚していいのかな」と不安になることもあると思います。

正直、本当にこの人と結婚してよかったのかはこの先数年、数十年、経ってみないとわからないことなのかなと思っています。
いろんな人がいる中で、「一生一緒にいたい」と思える相手と出会えたこと、その人と結婚できることは本当に幸せで幸運なことです。
この記事を読んだ皆様が、素敵な挙式を迎えられるよう、お祈りしています。


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